エンジニアリングマネージャーの学ぶを積み上げていく日記。
EMの役割
EMの役割は、チームのアウトプットを最大化すること。
自分のチームのアウトプットを最大化するのはもとより、他チームへ影響も自身のアウトプットに含まれる。
自分の成果より、チーム全体のアウトプットを最大化することに重点を置く。
必要に応じて、適切に権限移譲を進めることも重要。
EMの4つの仕事
エンジニアリングマネージャーには、一般的に4つの種類の仕事があると言われています。組織によって、人や課題が異なるため、組織によっては役割が異なる場合もある。
1. ピープルマネジメント
メンバー一人ひとりと向き合い、仕事のパフォーマンス、モチベーション、強みや弱み、目標やキャリア志向などを通して成長をサポートするマネジメントの事。メンバー自身の成長によって、組織全体のパフォーマンス向上に繋げる。Will/Can/Needの他にも、組織のビジョンやミッション、戦略などを踏まえて組織の文化として明確にすること重要。
2. テクノロジーマネジメント
技術的戦略やプロダクトの技術選定、開発プロセス、品質管理。中長期的目線での、技術的負債の返済のコントロール。テックリードなど。会社のフェーズや事業、メンバーのスキルによって判断が大きく変わるところのため、現状の把握からの意思決定が求められる。
3. プロジェクトマネジメント
「目的を達成するためにどのくらいのリソースでいつまでに作るのか」をマネジメントし、成果を最大化する。
QCDをバランスよく調整し、品質は高いがコストが高く納期が遅い・納期は早いが品質が悪いといったプロジェクトにならないようにする。
4. プロダクトマネジメント
開発するプロダクトに対して、「何を作るのか」「なぜ作るのか」「どんな価値を提供するのか」などを考えプロダクトを成長させる。
「作る人にも使う人にも価値のあるプロダクト」を目指し、開発者、ユーザー共にwin-winの関係を目指す。
ユーザーに価値のあるプロダクトを作っても,利益が出なければビジネスとして継続できない。逆に大きな利益を出すプロダクトを作っても、ユーザーが利用してくれなければ,結局ビジネスとして成り立たず継続できない。
この仕事は、別途プロダクトマネージャーやプロダクトオーナーがいるパータンも多いかもしれない。